私たちの食生活の上で大切な存在である『お米』にもっと目を向けてみませんか?全国様々な地域でそれぞれオリジナルの銘柄・品種・ブランド米が生産されています。そこでより美味しいお米を生産している地域はどこなのかを美味しいお米の選び方や地域別生産量、ブランド米なども交えて都道府県別の全国『美味しいお米の生産地』人気おすすめランキングTOP10を紹介していきたいと思います。
美味しいお米ってどう決めるの?選び方は?
美味しいお米の評価基準は様々あります。もちろん人によって好みも分かれますし感じ方もそれぞれです。その中で日本ではお米のコンテストが定期的に行われたり、生産量や食味を独自にランク付けするなど様々な方法が一つの目安としてあるのです。こちらも是非お米選びの参考になると思い紹介させて頂きますね♪
『米コン』お米日本一コンテスト
お米日本一コンテストは静岡県が主催する通称『米コン』2004年から毎年行われています。『米コン』は、日本で開催されるお米の品評会であり、お米日本一を決めるコンテスト。このコンテストでは、全国各地から生産者が自慢のお米を持ち寄り、審査員がそのお米の風味、食感、粘り、甘みなどを評価します。審査は厳正であり、各部門ごとに最高のお米が選ばれます。
『米コン』は、お米生産地の技術力や品質の高さを競い合う場であり、消費者にとっても品質の高いお米を選ぶ参考となります。また、優勝したお米は「お米日本一」として認定され、その品質の高さが広く知れ渡ります。『米コン』はお米の品評と普及を通じて、おいしいお米の普及やお米生産の向上に貢献しています。
参照:静岡県公式HP
米の食味ランキング
一般社団法人「日本穀物検定協会」が主催する『米の食味ランキング』は主な産地品種銘柄について、食味試験した結果に基づいて評価するものとなっております。
食味試験のランクについて
複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価
つまり、特A>A>A’>B>B’の順でランク付けされます。
もちろん流通するすべてのお米を評価しているものではありませんがこちらも美味しいお米と出会うための情報の参考になることは間違いありませんよね♪
生産地でこだわりたい
美味しいお米といえば『どこで作られたお米?』なのか気になりますよね?それぞれの地域によってお米にも特徴があります。なので自分の好みのお米の生産地を調べてみると実は同じだったりしますよ♪やはり人気な生産地となってくると『新潟』『北海道』『秋田』あたりはかなりおすすめです!!
【美味しいお米を作る都道府県】人気おすすめランキングTOP10
今回は生産地に注目して『美味しいお米』をより多く生産しているのはどこの都道府県になるのかを生産量や消費者の口コミなども参考に人気おすすめランキングTOP10で紹介していきたいと思います!!
第10位『岩手県』
『食べよう! いわての美味しいお米。』をキャッチフレーズに美味しいお米を生産している岩手県。岩手県は食文化が豊かで、お米を活かした伝統的な郷土料理や地元の食材との組み合わせが楽しめます。地元の食材や調味料との相性が良いことも、岩手県のお米を美味しく感じる要素の一つです。年間の米生産量は268,600トンと全国でも指折りの米どころ。その中でも4年連続で最高評価の「特A」ランクを獲得している『銀河のしずく』は是非とも食べてもらいたいですね♪
お勧めは「さんまの蒲焼き缶詰」を混ぜ込んだおにぎり。さんまの蒲焼と生姜しょうゆのタレでこんがり焼き上げた焼きおむすびはいかがでしょうか?さんまの脂のうま味と岩手県の米の相性は抜群!是非試してもらいたい食べ方です。
第9位『千葉県』
東日本で最初に田植えが行われた地域というお米作りに関して歴史のある千葉県も美味しいお米の生産地として有名です。千葉県は海に囲まれた地域であり、新鮮な海産物や地元の食材との組み合わせも豊富です。地域の食文化がお米との相性を高め、美味しさを引き立てます。
ブランド米として注目集めている『ふさこがね』は綺麗な白い見た目とツヤは美しさも兼ね備えており、粒が大きくふっくりした炊き上がりで冷めても硬くなりにくいのが特徴で美味しく頂けること間違いなし!!
千葉県の郷土料理と言えば「味噌ピーナッツ」。これがまたご飯にも合うんです!おにぎりの具にしても、ご飯に混ぜ込んでもおいしく召し上がれます。地元のお米は地元の名産品と組み合わせるのが間違いないですね!
第8位『栃木県』
知る人ぞ知る米どころ『とちぎ』米作りに適した環境下で生産されるお米は消費者の心つかみ多くの方から愛されています。中でもブランド米である『なすひかり』はコシヒカリ系統でお米本来の甘みと炊き上がりは大粒で食べ応えのある食感は病みつきになると声が上がるほど!!
また名物の宇都宮餃子は一般的に味付けがしっかりとされており、しょうゆやごま油の風味があります。お米の自然な甘みや食感が、餃子の味を引き立てる役割を果たします。お米の優しい味わいが口の中に広がり、餃子との相性をより一層楽しめます。ちなみに学生に人気なのは餃子丼。餃子丼は、餃子とごはんを一緒に楽しむシンプルな料理で、餃子の旨味がごはんに染み込むのが特徴です。私もよく食べています!
第7位『福島県』
「ふくしまプライド。」をキャッチフレーズに全国の消費者に安心して食べられる美味しい農林水産物の発信に積極的に取り組んでいる福島県。その中でも中通り産『コシヒカリ』は抜群に美味しいと評判が高いです。通販サイトの口コミ件数は300件以上も集まる注目度!!
福島県の野菜とお米は、地元の食材や料理文化との組み合わせで相性が良く、お互いの魅力を引き立て合います。根菜類やキャベツ、とうもろこしなどを使った煮物や炒め物は、ご飯との相性が良く、野菜の甘みや食感を楽しむことができます。
第6位『茨城県』
全国で最も生産されているお米の品種『コシヒカリ』その中でも関東でお米の生産量が最も多い茨城県産のコシヒカリも美味しいと注目されています。うまみと甘みが口の中で広がると口コミでも話題となっております。また茨城県では独自のブランド米の生産も盛んなので是非チェックしてほしいですね♪
また茨城県はじゃがいもの生産量が多く、地元のいもを使った料理が豊富。いも煮やいも天ぷらは、ご飯との相性が良く、いもの甘みや食感が引き立ちます。さっくりと揚げた、いも天ぷらと一緒に食べることで、ご飯も進みますよ!
第5位『宮城県』
『天下一のブランド米』を目指すとしてデビューした『だて正夢』などをはじめ美味しいお米を生産している宮城県。そんな宮城県が生産するお米の中で注目が『つや姫』です。令和4年度『特A』を獲得。旨みと甘みが特徴的でさらにその名の通り『ツヤ』が美しいお米で和食とも相性が良くまさに日本人好みの味わい♪
宮城県の家庭料理として有名な「サンマのすり身汁」「仙台白菜の漬物」などとお米は相性が良く、地元の食材や郷土料理と一緒に楽しむことで、お米の美味しさを存分に堪能することができます。他にも、具だくさんの炊き込みご飯やお味噌汁、自家製の漬物なども宮城県のご飯との相性が良いおかずとしておすすめです。ぜひ、宮城県に伝わる家庭料理と一緒に美味しいご飯を楽しみましょう!
第4位『山形県』
東北地方で秋田県に次ぐ2位の生産量を誇る山形県。自然豊かな土地で生産された米は本当に美味しいですよね。山形県は『庄内平野』があり米作りが昔から盛んな地域としても有名なのです。そしてその中でも注目なのが『雪若丸』でご飯を口に含んだ時のしっかりとした粒感ともちっとした粘りがバランス素晴らしいと口コミでも評判が高い!!
山形名物の「納豆汁」とご飯の相性は栄養的にもお勧め。納豆にはたんぱく質や食物繊維、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。一方、ご飯は主食としてのエネルギー源であり、炭水化物やビタミンB1が豊富です。納豆汁とご飯を組み合わせることで、栄養バランスの充実した食事になります。
第3位『秋田県』
年間のお米の生産量は501,200トンの米どころ『秋田』ですがやはり全国的にも知名度が高いブランド米『あきたこまち』は人気がすごいですね♪輝くツヤと心地よい香りも特徴的で食味ランキングでも最高ランクの「特A」常連のお米となっています。
秋田名物のきりたんぽ鍋には鶏肉や野菜がたっぷりと入っており、栄養バランスの良い食事。一方、ご飯は主食としてのエネルギー源であり、炭水化物やビタミンB1が豊富です。きりたんぽ鍋とご飯を組み合わせることで、育ち盛りのお子さんにお勧めの栄養バランスの充実した食事にできますよ。
第2位『北海道』
広大な土地と大自然に囲まれた北海道では年間のお米生産量が573,700トンにもなり全国でも2番目の量となっております。北海道独特の気候の中で農家さんの努力や知恵、研究が進み美味しいお米が作れるようになり、ここまでに上り詰めました。そして中でも是非食べてほしいのは北海道産『ゆめぴりか』です!!甘みが強く、冷めても美味しいということで世の中のお母さんの強い味方のお米となっています。
北海道産のお米はぜひ「鮭のちゃんちゃん焼き」と食してみてください!鮭はオメガ-3脂肪酸やたんぱく質、ビタミンDなどの栄養素が豊富です。一方、ご飯は主食としてのエネルギー源であり、炭水化物やビタミンB1が豊富です。鮭のちゃんちゃん焼きとご飯を組み合わせることで、栄養バランスの充実した食事になりますよ!
第1位『新潟県』
全国ナンバーワンのお米生産量を誇る新潟県!!ここはなかなか揺るがないお米生産地ですね。新潟県産のコシヒカリは全体の3割を占めるほど人気です。そして『魚沼産』『佐渡産』『石船産』それぞれでもコシヒカリを食べ比べるのもおすすめ。「本当に旨い飯に、おかずはいらない。」というキャッチフレーズに相応しい米作り対する情熱と技術、環境が整っている地域と言えると思います。
もちろん料理との相性も良し。新潟県の家庭料理「のっぺ」は、さまざまな野菜を炊いた煮物で、野菜の旨みとご飯の風味が相性良く組み合わさります。野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、ご飯は炭水化物を中心としたエネルギー源です。野菜たっぷりの「のっぺ」とご飯を組み合わせることで、栄養バランスの充実した食事になります。
全国の美味しいお米を食べ比べてみよう!!
美味しいお米は全国各地で生産されています!!もし自分の出身地の銘柄・ブランド米でこんな美味しいお米があったんだと知るきっかけになったら嬉しいですし、首都圏や米作りが盛んではない地域の方でしたら今だった全国の美味しいお米も簡単に取り寄せることができると思うので是非食べ比べなどもしてもらえたらと思います。